【2025年版】新NISAの成長投資枠におすすめのETF8選!

成長投資枠おすすめETF8選

📌 この記事でわかること

  • NISAの成長投資枠で買えるおすすめETF8選
  • 各ファンドの特徴と選定理由
  • 米国株が下がった場合のリスク分散の方法
  • S&P500やオルカン依存が不安な方へ
目次

S&P500やオルカン依存が不安な方へ


投資を始めたばかりの私は、人気のS&P500にほとんど全額を入れていました。ちょうどパフォーマンスもよく安定していました。

でもあるとき気づいたんです。「S&P500だけで本当に大丈夫なのかな…?」
これって、実はこのままだと危ないんじゃないか?って。

焦って、他の投資信託にも手を出しました。
なんとなく選んだ不動産系のファンド。
それが中国の不動産会社の中国恒大の債務問題で大暴落――
「きっと戻る」と願って持ち続けた結果、
回復しないまま損切りに終わりました。

失敗でした。でも、あの経験があったからこそ「分散投資の大切さと難しさ」を心から理解できました。

そこから勉強を重ねて、
S&P500に偏りすぎない“安心できるポートフォリオ”を自分なりに作れるようになりました。

この記事では、私が実際に選んだ「新NISAの成長投資枠で買えるおすすめETF」をご紹介します。

「分散したいけど、何を選べばいいのかわからない」
そんな不安を持つ方に、少しでもヒントになればうれしいです。

✅ 成長投資枠とは?

新NISAでは、「つみたて投資枠」だけでなく「成長投資枠」も利用できます。
成長投資枠では、日本株や外国株、ETFなど、より幅広い商品に投資できるのが特徴です。
「つみたてNISAの対象商品だけだと選択肢が少ない…」
「S&P500やオルカンだけでは不安…」
そんな方は、ぜひ成長投資枠の活用も検討してみてください。

🌏 おすすめする成長投資枠ETF8選

地域商品名銘柄コード通貨経費率特徴
中国iシェアーズ中国大型株ETFFXIUSD0.74%米国市場で中国株に投資
インドNEXT FUNDS Nifty5016781.045%インドの主要50社に投資
インドネシアMSCIインドネシアETFEIDOUSD0.59%インドネシアに分散投資。配当5.74%と高い
米国国債iシェアーズ 米国債20年超 ETF22550.12%日本市場で買える長期米国債。配当約3%
iシェアーズ ゴールドトラストIAUUSD0.25%インフレヘッジに有効な金ETF
iシェアーズ シルバートラストSLVUSD0.50%工業需要もある銀ETF
プラチナ純プラチナ上場信託15410.59%貴金属でリスク分散
米国株NASDAQ100QQQMUSD0.15%米国のハイテク株の低コスト版管理費が安い

🔍 商品選びのポイント3つ

  1. 経費率が低い商品を選ぶ
     ETFは一般的に管理費(経費率)が安くコスト面で有利です。
  2. 自分の許容リスクに合った商品を選ぶ
     値動きが大きい商品はハイリスク・ハイリターンになりやすいため、慎重に選びましょう。
  3. 純資産が一定以上あるものを選ぶ
     純資産が大きい商品は安定して売買しやすいです。

📚 ETFとは?初心者向けにわかりやすく解説!

ETF(上場投資信託)は、
「株のように取引できる投資信託」のことです。

  • 📈 株式市場が開いている時間ならリアルタイムで売買できる!
  • 💰 ひとつ買うだけで複数の株や債券に分散投資できる!
  • 🧮 手数料(運用コスト)が投資信託より安い商品が多い!

✅ ETFはこんな人におすすめ

  • 🔰 少額から分散投資をしたい人
  • 🧾 手数料をできるだけ安く抑えたい人
  • 🕰️ 好きなタイミングで売買したい人

💡 ETFは、投資信託の分散効果株の自由な売買を組み合わせた、初心者にもおすすめの投資手段です!

📊 リスクとリターンで選ぶ!投資判断に役立つ指標

📌 表からわかること

  • 米国株S&P500を基準にするとNASDAQ100はリターンは大きいけどリターンは大きい
  • 米国債権(TLT)は米国株とは逆相関する。直近3年間は米国株が好調だったため、マイナス。米国株が下がる時は上がるためリスクヘッジとしては良い商品
  • 金、銀、プラチナは米国株は相関性が低いので、リスク分散にはいい。金は最近3年間は好調。
  • インド株(東京市場の1678)はリスクに対するリターンが良く、効率の良い商品
  • 中国とインドネシアは最近3年はマイナスだが、今後の成長に期待

📌 表の見方詳細

・米国債権は東京市場の商品(2255)は1年分ぐらいしかデータがないので、ドル建てのTLTの数値で代用しています。
・R-squaredは米国株(S&P500)と似た動きをした場合は100に近くなり、関係ない動きの場合は0に近くなります。
➞ 0に近いほうがリスクの分散ができます。ただ、プラスマイナスが逆の動きをした場合でも数値が高くなってしまうので、米国株と逆相関の米国債権は数値が高くなってしまっています。
シャープレシオはその商品のリスク(価格のブレ全体)に対してリターンがどれだけ効率的か?
➞ 数値が大きいほど優秀な投資商品になります。

📍 注意点
・過去3年間の平均値です。データは2022年から2024年末のもので、2025年のデータは含まれていません。

投資商品(ETF)のリターンとリスクのバランスを考えよう

📌「3年間でプラスの利益が出ているETFの代表例」を比較すると

✅ 高いリターンを狙いたいなら

  • S&P500連動型(IVV/VOO/SPY)
     → 米国の代表的な株価指数。比較的安定した高リターンが期待できます。
    つみたて投資枠の投資信託で問題なし!
  • NASDAQ100連動型(QQQ/QQQM)ニッセイNASDAQ100インデックスファンド
     → ハイテク企業中心の指数。よりハイリスク・ハイリターンを狙いたい方におすすめです。
    投資信託がいい方はニッセイNASDAQ100インデックスファンドが信託報酬が約0.2%と安いのでおすすめです。残念ながらつみたてNISA枠では買えたいので、成長投資枠になります。

✅ 投資信託ですが、先進国の債券もおすすめ

  • 株式が下がっているときに上がる傾向なので、分散として優秀な商品
  • 信託報酬が約0.15%と安い
  • 配当金も再投資してくれるので、自分で再投資する手間がかからない

✅ 金属資産や米国債でリスク分散がおすすめ

  • 金(IAU)
     → 米国株との相関が低く、過去3年間で安定したリターンを記録しています。
  • プラチナ(1541)
     → リターンはやや控えめですが、金と同じくリスク分散に有効です。
  • 銀(SLV)
     → 価格変動が大きめですが、金が上昇した後に上がる傾向があり、今後に期待!
  • 米国債(TLT)
     → 米国が景気後退した場合や今後米国の中央銀行(FRB)が金利を引き下げが予定されていて、米国債権が上昇する期待!ただ、最近は米国債の信頼度が下がっているので、少しリスクあり。

💬【ワンポイント】
米国の中央銀行(FRB)が金利を引き下げる局面では、ドル安が進み、金属資産や先進国債券、米国債券が上昇しやすい傾向があります。

🗺 なぜ「中国・インド・インドネシア」なのか?

  • 人口の多さと成長力:いずれも中長期での経済成長が期待できる。インドとインドネシアは特に若い人が多い!
  • 相関性の低さ:米国株と動きが異なることでリスク分散に有効
  • 通貨分散:米ドル建て商品で円安リスクに備える

🔐 インフレ・株安にも強い資産とは?

  • 米国債券先進国債券:株価下落時に逆相関
  • 金・銀・プラチナ:インフレに強い実物資産

✅ 筆者の投資の実施例

2025年4月末時点での株の資産の割合です。半分ぐらいはドル建てです。
最初は難しいですが、何が起きるのかかわらないので資産が増えてきたら少しずつ分散していくのが重要です!

🔵 ハードコモディティとソフトコモディティとは?

ソフトコモディティは、
 小麦・とうもろこし・原油などの食べ物やエネルギー資源を指します。

ハードコモディティは、
 金・銀・プラチナなどの鉱物や金属資源のことを指します。

✅ まとめ|成長投資枠を活かした“安心×攻め”のポートフォリオ戦略

まずは、将来の資産形成の軸として「S&P500」や「NASDAQ100」など、成長が見込める米国株インデックスを つみたてNISA枠でしっかり積み立てましょう。

そのうえで、成長投資枠が余っている場合は──
つみたて投資枠では買えない「経費率の低いETF」や「新興国・債券・金属」といった分野で分散投資を進めていくのがおすすめです。

📈 たとえば…

  • 信託報酬が低い【QQQM】(NASDAQ100連動ETF)
  • 円安リスクに備える【ドル建てETF】
  • 株との相関が低い【米国債ETFや先進国債券の投資信託】【金(IAU)や銀(SLV)】など

これらを組み合わせることで、「成長」と「安定」を両立したバランスの良いポートフォリオが作れます。

🎯 最後に|“偏らない”ことが未来の安心につながる

私自身、最初はS&P500ばかりに投資していて、不安定な相場で何度もヒヤッとした経験があります。

でも、視野を広げて世界の資産にも分散投資するようになってからは、心に余裕が持てるようになりました。

💡 円だけに頼らず、ドル資産を持つ
💡 株だけに頼らず、債券や金属も取り入れる

そんな小さな工夫が、将来の資産形成に大きな安心をもたらしてくれます。

成長投資枠は、あなたの投資スタイルを柔軟に広げてくれるチャンス枠。
焦らず、でも着実に、自分に合った分散ポートフォリオを築いていきましょう!

📌 関連リンク

✅ 投資を始める第一歩

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