📌 この記事でわかること
- NISAの成長投資枠で買えるおすすめETF13選
- 各ファンドの特徴と選定理由
- 米国株が下がった場合のリスク分散の方法
✅ 成長投資枠とは?
新NISAでは、「つみたて投資枠」だけでなく「成長投資枠」も利用できます。
成長投資枠では、日本株や外国株、ETFなど、より幅広い商品に投資できるのが特徴です。
つみたてNISAで投資できる商品の選択肢が少ないと感じている方は、ぜひ成長投資枠の活用も検討してみましょう。

🌏 おすすめする成長投資枠ETF13選
地域 | 商品名 | 銘柄コード | 通貨 | 経費率 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
中国 | ハンセンH株指数 | 02828 | 香港ドル | 0.66% | 香港上場の代表的な大型株に投資 |
中国 | CSOPテックETF | 03033 | 香港ドル | 1.04% | 中国のテック株に集中投資 |
中国 | iシェアーズ中国大型株ETF | FXI | USD | 0.74% | 米国市場で中国株に投資 |
中国 | 中国株ニューエコノミーF | CXSE | USD | 0.32% | 国有企業を除く新興企業重視 |
インド | NEXT FUNDS Nifty50 | 1678 | 円 | 1.045% | インドの主要50社に投資 |
インド | ウィズダムツリーインド株収益ファンド | EPI | USD | 0.83% | 米国市場上場・高配当株多め |
インドネシア | MSCIインドネシアETF | EIDO | USD | 0.59% | インドネシアに分散投資。配当5.74%と高い |
インドネシア | MVISインドネシアETF | IDX | USD | 0.57% | インフラや内需企業に強み。配当4.55%と高い |
米国国債 | iシェアーズ 米国債20年超 ETF | 2255 | 円 | 0.12% | 日本市場で買える長期米国債。配当約3% |
金 | iシェアーズ ゴールドトラスト | IAU | USD | 0.25% | インフレヘッジに有効な金ETF |
銀 | iシェアーズ シルバートラスト | SLV | USD | 0.50% | 工業需要もある銀ETF |
プラチナ | 純プラチナ上場信託 | 1541 | 円 | 0.59% | 貴金属でリスク分散 |
米国株 | NASDAQ100 | QQQM | USD | 0.15% | 米国のハイテク株の低コスト版管理費が安い |
🔍 商品選びのポイント3つ
- 経費率が低い商品を選ぶ
ETFは一般的に管理費(経費率)が安くコスト面で有利です。 - 自分の許容リスクに合った商品を選ぶ
値動きが大きい商品はハイリスク・ハイリターンになりやすいため、慎重に選びましょう。 - 純資産が一定以上あるものを選ぶ
純資産が大きい商品は安定して売買しやすいです。
📚 ETFとは?初心者向けにわかりやすく解説!
ETF(上場投資信託)は、
「株のように取引できる投資信託」のことです。
- 📈 株式市場が開いている時間ならリアルタイムで売買できる!
- 💰 ひとつ買うだけで複数の株や債券に分散投資できる!
- 🧮 手数料(運用コスト)が投資信託より安い商品が多い!
✅ ETFはこんな人におすすめ
- 🔰 少額から分散投資をしたい人
- 🧾 手数料をできるだけ安く抑えたい人
- 🕰️ 好きなタイミングで売買したい人
💡 ETFは、投資信託の分散効果と株の自由な売買を組み合わせた、初心者にもおすすめの投資手段です!
📊 リスクとリターンで選ぶ!投資判断に役立つ指標

📌 表からわかること
- 米国株S&P500を基準にするとNASDAQ100はリターンは大きいけどリターンは大きい
- 米国債権(TLT)は米国株とは逆相関する。直近3年間は米国株が好調だったため、マイナス。米国株が下がる時は上がるためリスクヘッジとしては良い商品
- 金、銀、プラチナは米国株は相関性が低いので、リスク分散にはいい。金は最近3年間は好調。
- インド株(東京市場の1678)はリスクに対するリターンが良く、効率の良い商品
- 中国とインドネシアは最近3年はマイナスだが、今後の成長に期待
📌 表の見方詳細
・米国債権は東京市場の商品(2255)は1年分ぐらいしかデータがないので、ドル建てのTLTの数値で代用しています。
・R-squaredは米国株(S&P500)と似た動きをした場合は100に近くなり、関係ない動きの場合は0に近くなります。
➞ 0に近いほうがリスクの分散ができます。ただ、プラスマイナスが逆の動きをした場合でも数値が高くなってしまうので、米国株と逆相関の米国債権は数値が高くなってしまっています。
・シャープレシオはその商品のリスク(価格のブレ全体)に対してリターンがどれだけ効率的か?
➞ 数値が大きいほど優秀な投資商品になります。
📍 注意点
・過去3年間の平均値です。データは2022年から2024年末のもので、2025年のデータは含まれていません。
投資商品(ETF)のリターンとリスクのバランスを考えよう

📌「3年間でプラスの利益が出ているETFの代表例」を比較すると
✅ 高いリターンを狙いたいなら
- S&P500連動型(IVV/VOO/SPY)
→ 米国の代表的な株価指数。比較的安定した高リターンが期待できます。
つみたて投資枠の投資信託で問題なし! - NASDAQ100連動型(QQQ/QQQM)
→ ハイテク企業中心の指数。よりハイリスク・ハイリターンを狙いたい方におすすめです。
✅ 金属資産や米国債でリスク分散がおすすめ
- 金(IAU)
→ 米国株との相関が低く、過去3年間で安定したリターンを記録しています。 - プラチナ(1541)
→ リターンはやや控えめですが、金と同じくリスク分散に有効です。 - 銀(SLV)
→ 価格変動が大きめですが、金が上昇した後に上がる傾向があり、今後に期待! - 米国債(TLT)
→ 米国が景気後退した場合や今後米国の中央銀行(FRB)が金利を引き下げが予定されていて、米国債権が上昇する期待!
💬【ワンポイント】
米国の中央銀行(FRB)が金利を引き下げる局面では、ドル安が進み、金属資産や米国債券が上昇しやすい傾向があります。
🗺 なぜ「中国・インド・インドネシア」なのか?
- 人口の多さと成長力:いずれも中長期での経済成長が期待できる。インドとインドネシアは特に若い人が多い!
- 相関性の低さ:米国株と動きが異なることでリスク分散に有効
- 通貨分散:米ドル建て商品で円安リスクに備える
🔐 インフレ・株安にも強い資産とは?
- 米国債券:株価下落時に逆相関
- 金・銀・プラチナ:インフレに強い実物資産
✅ 筆者の投資の実施例

2025年4月末時点での株の資産の割合です。半分ぐらいはドル建てです。
最初は難しいですが、何が起きるのかかわらないので少しずつ分散していくのが重要です!
🔵 ハードコモディティとソフトコモディティとは?
ソフトコモディティは、
小麦・とうもろこし・原油などの食べ物やエネルギー資源を指します。
ハードコモディティは、
金・銀・プラチナなどの鉱物や金属資源のことを指します。
✅ まとめ
- 基本は高リターンが期待できるつみたてNISAの米国株(S&P500やNASDAQ100)を軸に。投資資金に余裕があればNASDAQの投資信託は信託報酬が高いので、円安対策にもなるドル建てで経費率の安いETFも検討。
- 同時に、米国株と相関の低い米国債、金属資産(IAU、SLVなど)を組み合わせることで、
リスクを抑えながら安定したポートフォリオを作ることができます! - 投資対象を世界に広げてリスク分散
- 円の価値が下がるリスク対策にドル建ての商品を保有する
偏った投資から少しずつ分散してバランスが取れたポートフォリオを目指しましょう!
📌 関連リンク
✅ 投資を始める第一歩
「投資に興味はあるけど、何をすればいいのかわからない…💦」という方へ!
📢 LINE公式に登録してくれた方に、「新NISAの選び方ガイド」をプレゼントしています!
💡「投資は怖い」「難しそう」 と思っている方こそ、少額から始めてみませんか?
今から行動することで、将来の不安を減らし、老後にそなえることができるはずです。
証券口座を開設して、少額投資からスタートしましょう!
👉
おすすめ証券口座はこちら
で解説しています!
📖 プロフィール・このブログの目的はこちら
📊 投資実績の公開はこちら
🔒 安心してご登録いただくために
- 登録は無料で、無理な勧誘や販売は一切ありません
- 不要になったらブロックしていただいても問題ありません。ブロックすれば何も連絡は来なくなります
- LINEが不安な方は X(Twitter)のDM やメール(support@kabustudy.com)でも対応可能です
- 短期的に上がる個別株をおすすめすることはありません
- 「相談だけしたい」「情報だけ受け取りたい」という方も大歓迎です
📩 必要な情報を、必要な人に。あなたのペースで学びたい方は、ぜひお気軽にご登録ください。
コメント